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【問題】
3つの続いた偶数の和は6の倍数になります。
このわけを文字を使って説明しなさい。
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「文字を使って説明する」とはどういうことか?

 【3つの続いた偶数の和】 = 【6の倍数】
       ↓               ↓
(2n-2)+2n+(2n+2) =   6n

簡潔に表すと、これだけなのですが、ここでは、

文字と言葉で説明することが求められているのです。
  
ここで、
・3つの続いた偶数
・6の倍数
の文字を使った表し方を覚えておく必要があります。

・3つの続いた偶数 2n-2,2n,2n+2(または2n,2n+2,2n+4)
・6の倍数 6×(整数)の形になる

これらを使って、
「3つの続いた偶数の和」を文字で表して、計算していきます。
(2n-2)+2n+(2n+2)=2n-2+2n+2n+2
                 =6n
6nは、6×n(整数)の形になっているので、6の倍数と説明できます。

解答は以下のようになります。
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1.3つの続いた偶数のうち、真ん中の偶数を2nとすると、
  3つの続いた偶数は、2n-2,2n,2n+2
表される。

2.したがって、それらの和は
  (2n-2)+2n+(2n+2)
  =2n-2+2n+2n+2
  =6n
3.nは整数だから、6nは6の倍数である。
4.したがって、3つの続いた偶数の和は6の倍数になります。
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実際は、1.2.3.4.は書きませんが、
書き方を4つに分けると覚えやすくなります。

解答例を何回も写しながら、書き方をマスターして、得点できる
ようにしていきましょう。

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