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2018年3月8日に実施された岩手県公立高校入試の「合格者平均点」です。

の表は岩手県教育委員会から発表されたものを一覧にしたものです。

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◆平均点から見えてくるもの

2018年度入試の5教科平均点は昨年に比べて6.6点上がりました。社会が昨年より4.9点上がったことが5教科平均点を押し上げたようです。

教科別の合格者平均点を得点の高い順に並べると、社会・国語>英語・理科>数学となった。ここ数年数学と理科の平均点が低い状況に変わりない。

4か年の平均点推移を見ると大きく変化しているのは「理科」です。

年々理科の平均点は上がり、4か年前の41点から54点と12.5点もアップしました。やはり40点台では難し過ぎるということで難易度を意図的に下げたのではないか。

理科以外の教科は4か年平均でみると変動が小さい。前年度の入試分析により難易度の調整がうまくできているからだと思われる。

これらのことから、2019年度入試のポイントは、
・5教科平均点は255〜275点、教科別平均は55点前後が目安。
・国語、社会、英語で点数をかせぐ。
・数学・理科は基本問題を確実に得点し、応用問題で得点を伸ばす。

◆社会の平均点が4.9点上がった要因は?
【要因1】語句の問題は昨年と比べ6点分増えたが、簡単な語句のため正解できたのではないか。
【要因2】記述問題は昨年と比べ1点分増えた。記述問題は正答率は低くなるのでその分下がったのではないか。
【考察】受験生の実力が上がったわけではなく、問題の難易度が下がったのが大きな要因と言えそうだ。

◆県立上位高校(盛岡一高・盛岡三高)を目標とする生徒においては、平均点の変動よりも志願者倍率の変動による影響の方が大きい。

しかし、志望校倍率の確定は入試の約2週間前なので、盛岡一高ならば430点以上、盛岡三高ならば390点以上というように志望校の平均点を目標にして勉強に取り組みましょう。




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